建築金物による改善・提案事例集 OEM 製品活用におけるコストダウンのポイントOEM金物の活用によるコストダウンのポイント
「急ぎの公共道路案件だ」と電設会社様から設備管材の支持金物など数点のOEM製品のご依頼を受けました。納期的にもかなり厳しい状況でしたが、まずはすぐに駆けつけて製品の仕様などの打ち合わせをさせていただきました。一般の方も目にする位置に取り付ける金物であったため、価格に加え、外観も大変気にされていらっしゃいました。
打ち合わせ後はすぐに会社に持ち帰り、生産準備に入りました。製品は全て特注で寸法指定されており、さらには外観部品であったため、何度かサンプルもお客様に提示しながら生産を進めていきました。結果としては、図面通りの精度で、かつ短納期に無事納品することができ、電設会社様の納期短縮にも貢献することができました。
タカヤマ金属工業では設計から製造まで自社で一貫生産しているため、お客様の納期や製品寸法にも柔軟に対応することができます。短納期の特注品や寸法精度の求められるOEM製品などもお客様としっかりと連携をとって進めています。お客様の短納期やコストダウンにご協力することで、お客様のお客様にも価値が提案できるようにいつも努めています。
建築金物による改善・提案事例集 OEM 製品活用におけるコストダウンのポイントOEM金物の活用による商品開発のポイント
1980 年頃の住宅は半丸の雨樋が主流でした。しかし、台風や豪雨の際に半丸の雨樋の許容量を上回ることがあり改善が急がれていました。その時、ある塩ビメーカー様から「半丸の雨樋から角樋の内吊式に仕様を変更したいので、それに合わせて樋受金物も新たに製造をしてくれないか」と、突然の依頼がありました。
今でこそ主流の角樋ですが、その当時はまだ角樋が広まる確証はありませんでした。その中でも、いち早く塩ビメーカー様と協力して角樋用金具の製造を始めました。軒先の形状に合わせて樋受金物を設計すると品番は36点ほどにもなりましたが全て対応しました。さらに、仕様を変更する中で、美観性・耐久性・施工性の向上などさらなる付加価値も提案していきました。
新商品開発に付随して、金物の仕様も変更になることはよくあります。このような時も設計から製造までを一貫で行なっているタカヤマ金属工業では、お客様と一緒に商品開発を進めていけます。ロットがまだ少ない段階のOEM製品ももちろん対応しております。タカヤマ金属工業の技術力で美観性・耐久性・施工性などさらなる付加価値も提案させてもらいます。
建築金物による改善・提案事例集 OEM 製品活用におけるコストダウンのポイントOEM製品の開発サポートによる差別化強化ポイント
今までアンカーや基礎工事が必要であったため、現場状況によって設置が難しかったり施工時間がかかるなどの問題が生じていました。そのため、アンカーや舗装されていれば基礎工事が不要となる太陽光架台支持金物のOEM開発依頼がありました。
OEM製品の開発にあたり、施工現場に何度も足を運び、金物の形状から徹底的に見直していきました。他社の特許を調査したり、強度試験の実施協力をしたりと二人三脚で開発に取り組みました。結果として、OEM製品を使用することで、施工時間は以前の1/10 に短縮し、また今まで設置できなかった現場状況下に於いても太陽光パネルが設置できるようになりました。
金物のOEM製品の開発には、必ず現場の施工性や周辺部品との相性が大きく関わってきます。だからこそタカヤマ金属工業では、「現場のニーズ」を大切にしています。お客様と一緒になって、製品を開発をすることで、本当に他社製品と差別化された使いやすいOEM製品になると信じています。金物のお悩み何でもご相談下さい。必ずタカヤマ金属工業が解決いたします!